和名:ブルーベリー
その他の名前:ヌマスノキ
ツツジ科スノキ属シアノコカス節の低木植物
日本には1951年に入ってきた。日本で営利栽培が始まったのが1968年。
園芸作物に用いられるブルーベリーは、アメリカの北東部から南部までの様々な気象条件の地域に自生している数種類の野生種が改良されたもので
栽培種はこの野生種を基本に5種類のグループに分類されている。細かい品種は数百種もある。
・野生種:・栽培種
・エバーグリーンブルーベリー(Evergreen blueberry)
・マウンテンブルーベリー(Mountain blueberry)
・ドライランドブルーベリー(Dryland blueberry)
・ローブッシュブルーベリー:LB(Lowbush blueberry)
・ハイブッシュブルーベリー(Highbush blueberry)
・ノーザンハイブッシュ:NHB(北部ハイブッシュ)
・ハーフハイブッシュ:HHB(半樹高ハイブッシュ)ノーザンハイブッシュと ローブッシュの交配
・サザンハイブッシュ:SHB(南部ハイブッシュ)
・ラビットアイブルーベリー:RA(Rabbiteye blueberry)
栽培においては酸性土壌(NHB:ph4.3~4.8 SHB・RA:ph4.3~5.3付近が理想の値と言われていて)で水はけが良い土質を好み、それなりの手間はかかるが農薬を一切使わずに栽培することも可能。
またポットでの栽培も可能なので、コンパクトに育てればご家庭の庭で楽しむこともできます。
乾燥に弱いが過湿にも弱く矛盾・・・、培土の管理に注意。(土の質と品種の愛称が重要な気が・・・)
ハイブッシュ系は自家受粉し自家結実率の高い品種もあるが、ラビットアイ系は他家受粉性なので基本、開花時期の重なる二品種以上を植えた方が収量が収量が確実に増える。
栽培適地はハイブッシュ系が寒冷地向き、ラビットアイ系が暖地向きとされている。関東地方の気候は全ての系統の栽培に好適。
味に関してはハイブッシュ系の方がラビットアイ系に比べ良いとされている。
(柴田観光農園はほぼラビットアイ系の品種です。)
(自分の味覚的には味・風味にそこまで大差は無いと思います。むしろラビットアイ系の方が美味しいと思う時もあるぐらいです。)
(家庭栽培をラフに楽しむのであれば比較的丈夫なラビットアイ系統の品種をおすすめします)
引き続き野菜栽培、果樹栽培のノウハウを色々とまとめていってみようかなと思います。
ブルーベリーに適した土、剪定方法などはまた後日。